ホテル・旅館ガイドブック

旅館とは?

宿泊施設は色々有りますが、なぜ同じ宿泊施設でも呼び方が違うのでしょうか?その疑問をなんと無く解消しちゃいます。

ではまず旅館とは何なのか?ですが、旅館と他の宿泊施設との違いは「経営を行なう施設が日本式の建築様式、又はそれに順ずる和式の構造や設備を備えており、宿泊させる場合は代金を頂いて宿泊させる営業施設」という事から、日本に古くからある建築方式の建物で宿泊所を経営すれば「旅館」になるわけです。逆に日本の以外の建築様式、「トルコ」や「ロシア」「インド」等の建築様式の宿泊所は旅館ではなくホテル扱いになります。また、同じアジア圏で建築方式が似ている中国や台湾の建物であってもホテル扱いになります。

上記を呼んで頂いてるので在れば、旅館とその他宿泊施設の違いについて分って戴けたと思います。今現在、日本で旅館と呼ばれる宿泊施設の大半が昔から営業しているいわゆる老舗と呼ばれる店舗ですが、最近は外国人観光客向けにホテルを和風に改装して旅館として営業している宿泊施設も存在します。たとえば、和洋折衷なのか外見はホテルなのに中身は旅館のように作られていたり、ホテルの敷地の一部に和式建築で建てられた部屋が存在したりと、和紙建築と近代建築を混ぜ合わせた旅館や旅館風ホテルが多く登場し、そのため一部の旅館では今までの経営方法では営業がしにくくなり、旅館業でも得意分野の特性を生かせる分野で旅館を売り出していく方向へと変わりつつあります。その旅館が持っている特性や得意分野で一番分りやすいのが、特産品を絡めた行楽地として地域密着型の経営を行なう観光旅館や、温泉や避暑地など心身の癒しを売りにする温泉旅館や、都心に多く見られる昔ながらの日本料理を売りにした料理旅館(割烹旅館)があります。以外な事に温泉や季節の景観を売りにしている旅館は国外の宿泊客に人気が高く、特に年に数回開催される祭りなどのイベントに併せて旅館に宿泊する方が多いそうです。また、料理旅館の中には都心の近くに有る事から宿泊値段を低く抑え、駅前旅館やビジネス旅館としてサラリーマンに提供する旅館も有ります。

日本に置ける旅館の衰退期は高度成長期と言われた80年代から90年代で日本は欧米スタイルを常に追随していく形になっていました。当時は食文化から教育まですべて欧米式が好まれため日本建築の旅館は古臭いとされ、旅館に宿泊する人たちが減少し、一部の旅館はホテル営業へ方向転換を行なう所もでてきました。しかしながら、80〜90年代と言えばバブル経済真っ只中、何をしても儲かるし、何を始めても成功した時期です。バブル経済が弾けるとたちまち新規参入していたホテルは倒産していき、一部の資本力の有る企業と昔から堅実に営業していた旅館が生き残る形になりました。

2000年に入ると高度経済成長を支えていた団塊の世代をターゲットにした戦略と、外国人の伝統文化や食文化などの生活スタイルを体験したいという日本文化ブームの流れから、日本の古き良き伝統文化に宿泊できる旅館に人気が集まる事になりました。しかしながら、今まで貞淑を守っていた老舗旅館において外国人観光客を中々受け入れなかった事や、近年の急速な情報化に対応出来ない事から、旅館の経営不振が広がる形になってしまう原因であるのも事実です。今現在では多くの旅館が独自の特徴を打ち出し、インターネットを使っい日本の旅館に宿泊してくれるようにアピールする事が当たり前になっています。もし皆さんが旅行先で宿泊する場所に困ったら、日本の古き良き文化を感じさせる旅館に宿泊してみるのはどうでしょうか?

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Last update:2015/7/16

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